住まいにかかわるお金の話と聞くと、住宅ローンの金利とか、税制などの還付金とか、諸経費など細かな箇所に目が向かいがちですが、まずは住宅を購入する際に大きな視点でお金の全体像を把握する必要があります。枝葉を先に見るのではなく、大きな幹から検討していきます。大きな幹となるポイントはこの5つです。
・持ち家と賃貸で何が変わるのか?
・いくらまで住宅ローンを組んで良いのか?
・頭金はいくら必要か?
・いつ住宅ローンの返済を終わらすのか?
・建物にかけられる建築費用はいくらか?
家が欲しいと思うと、変動金利が良いのか?固定金利が良いのか?ついつい解りやす点に目が向かいがちになりますが、重要なことは論理的に理解し正しい選択を行うことが最も重要なことです。
住宅(不動産)取得のコツは『 理論的に考えず論理的に考える 』です。
言葉遊びのようですが、結果ありきでことを進め、つじつま合わせを行うやり方を理論的と表現し、逆に現在置かれている状況を正しく判断し、その状況の中でベストな選択をおこなっていく方法を論理的と表現しています。
今置かれている現実と向かい合い現状を知ることから全てが始まります。論理的に考えるには、まず上記で説明した5つの幹を検討することです。次回5回に分けてブログを更新しご説明して行きたいと思います。